くまさん@pt

若手セラピストの専門知識やその他知識のアウトプットブログ

筋膜 生理学①

協調中心、認知中心が重要になってきます。

 

発痛点は筋膜と関係している。

筋紡錘が筋内膜で発揮するすべての牽引は、筋外膜で同時に収束する。

⇒協調中心がその点となる

 

疼痛発生メカニズム

・筋紡錘は筋内膜内に存在している

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・γ遠心性線維がそれらを収縮する

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・筋膜のフレームを伸張し、協調中心へ収束

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・筋紡錘の収縮により、筋の中心は伸張する

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・螺旋形終末が活性化しIa,Ib線維が脊髄へインパルスを送る。

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α線維が随意筋に対して興奮or抑制作用を示す

↳普通は神経筋の収縮を感知しないが、協調中心の高密度化が起こると、正しく筋紡錘の伸張を感知できず、機能しないと関節が疼痛として認知してしまう

 

⇒筋の協調性低下の結果

 

動筋・拮抗筋の関係

ゴルジ腱器官

1)単関節筋の拮抗筋線維抑制

2)二関節筋の動筋線維順行性抑制(能動的伸長)

3)二関節筋の連続的な拮抗筋線維抑制(受動的伸長)