筋膜 生理学①
協調中心、認知中心が重要になってきます。
発痛点は筋膜と関係している。
筋紡錘が筋内膜で発揮するすべての牽引は、筋外膜で同時に収束する。
⇒協調中心がその点となる
疼痛発生メカニズム
・筋紡錘は筋内膜内に存在している
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・γ遠心性線維がそれらを収縮する
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・筋膜のフレームを伸張し、協調中心へ収束
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・筋紡錘の収縮により、筋の中心は伸張する
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・螺旋形終末が活性化しIa,Ib線維が脊髄へインパルスを送る。
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・α線維が随意筋に対して興奮or抑制作用を示す
↳普通は神経筋の収縮を感知しないが、協調中心の高密度化が起こると、正しく筋紡錘の伸張を感知できず、機能しないと関節が疼痛として認知してしまう
⇒筋の協調性低下の結果
動筋・拮抗筋の関係
ゴルジ腱器官
1)単関節筋の拮抗筋線維抑制
2)二関節筋の動筋線維順行性抑制(能動的伸長)
3)二関節筋の連続的な拮抗筋線維抑制(受動的伸長)