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月1冊は本を読んでいくシリーズ #7 革命のファンファーレ 現代のお金と広告 西野亮廣

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

先月おさぼり

 

ずっと気にはなっていてやっと読めた。

何かと話題になっている西野さんですが、これを読み終えた後、すっかりファンになってしまった。時代がものすごいスピードで転換しているこの世の中を、しっかり見据えていて、結果として話題になっていることがわかる。

この本は「えんとつ町のプペル」を創るところから実際に売るところまでを途中にお金と広告についての西野さんの考えを踏まえながら説明してくれている。

 

まず、はじめに の部分ではやりたいことがみつからない。という若者が増えていることに触れられている。これに関しては古代エジプトから言われていることらしい。また、今の時代、1つの肩書だけではやっていけないし、情報は常にアップデートされているからそれは悪いことではないと書いてある。

 

次にお金と信用について書かれている

お金については学校でも習わないしいきなりお金とは何ですか。と聞かれても、困ってしまう気がする。

お金とは「信用を数値化したもの」。

確かに昔は物々交換していて、そこから徐々に貨幣の流通が行われるようになって今の形態に至っている。また、クラウドファンディングとは何ぞやですが、これもただの寄付と思っていましたが、寄付型、購入型、金融型があるみたいで、購入型は、リターンがついてくる。西野さんはこれをうまく利用して話題に上がっていた。クラウドファンディングは、「信用をお金化する装置」と表現している。確かに、全く知らない人(信用がない人)の募集にお金をかけようとは思わない。また、「人気」と「認知」があってTVタレントはクラウドファンディング有利に見えて実は相性が悪いそう。いくら認知度が高くても、実際に人気かといわれると比例はしていない。

そのため、これからの時代は信用を勝ち取ることが重要と何度も述べている。実際に信用を勝ち取るには、嘘をつかない、つかなくていい環境を作ることが重要と書いている。本音を言える環境に身を置くことで、周りの人から信用を勝ち取ることができる。確かに考えてみれば、職場でも建前を話したり嘘をついていたり、つかざるをえない人は確かに職場全体としても信用し合える関係でない可能性が高い。

 

広告についてもいくつかわかりやすく書いてある。インターネットがもたらしたものや、フリーミアム戦略など。

 

そして、最初の部分に戻るが結局行動しないと何にも起きない。勇気が足りていないのではなく、情報が足りない、もしくは整理できていない。情報収集する努力を怠っている。行動せずただ考えていても結局1人の脳みそ分しか働いていない。成功している人は何人もの脳みそを使い考え議論している。詰まるところ行動している人のところに人は集まるから、アイデアもより良いものになっていく。

 

努力は必ず報われる。報われないのならそれは努力ではない。

努力量が足りない努力は努力じゃない。誤った努力も努力ではない。