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月1冊は本を読んでいくシリーズ #6 20代でやっておきたいこと 川北義則

 

 こういった題名の本がたくさんある中で、今回この本を選んだのは、古本屋さんで安かったからという理由です。 

 実際他の本を読んでみて、比べるのが一番いいと思いますが、出版年月日が2010年であり、内容が古いと感じることもありました。しかし、当時から言われていることが現在全く違っているということはなく、今起きていることは、おおよそ10年前から予測はつけられていました。

 

 今回この本から、仕事、勉強方法、恋愛、お金、といった20代で直面する内容について書かれています。

 

 私が感じたこととしては、まず1つは、戦後と現在を比べてもまるで背景が異なるため、一概に作者の述べていることに対して、共感を得られることはありませんでした。

 例えば、先のことは考えるな。といった項がありましたが、今の日本は考えざるを得ない状況になっているし、考えて損はないと私は考えました。今を楽しめという作者の言い分も十分わかりますが、この本のタイトルに沿っていない内容かなと感じました。  

 また、やっておきたいことという題名のわりに具体性に欠けている印象でした。自分で考えろと言われればそれまでですが、少し作者が意見を述べて終了。という項がいくつかみられました。

 

 

 一方、気に入った内容としては、「二つの法則」といった項があり、1つ目は自分に解決できない課題は自分に降りかかってはこない。2つ目はそれを解決するのは思わぬところからのきっかけによる。

これは、納得いく内容で、仕事に置き換えて考えたらわかりやすくて、新卒者に管理職の仕事は振られる事はないですね。誰かに相談をきちんとすれば解決しやすくなるのは想像に難くないです。

 

 また、おそらくこういった本には必ず書かれているとは思いますが、目標を持ち行動をすることがとにかく大事ということは、改めて感じました。やる気がない、何を勉強したらいいかわからないと最近私も思うことが増えてしまっているのが現状です。そのため、短期目標を決め、その目標を達成することを習慣化していけたらなと思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。